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2023.08.21 リノベーション

リノベーションで防音対策すべき場所を気になる音別にご紹介!

リノベーションによって理想の間取りや生活空間を実現したとしても、いざ暮らしてみると思わぬ問題やトラブルが発生することも珍しくありません。

その一つが「音」に関することです。

特に集合住宅であるマンションなどでは、隣室・上階・下階の部屋をはじめとしてさまざまな生活音が響くもの。それ以外にも工事や楽器の演奏など多くの音にあふれており、ともすればこちらが立てる音が他の住人の迷惑になってしまう可能性もあります。
このような事態を招かないためにも、音に対する備えを施工内容に組み込んでおきたいものです。

本記事ではマンションのリノベーションを想定し、気になる音の種類別に防音対策を施すべき場所について解説します。

【気になる音別】リノベーションで防音対策すべき場所

防音対策は音の発生源と侵入経路に対して適した方法を選択する必要があります。

また、こちらが立てる音をなるべく外に逃さないことを目的とする場合と、逆に外からの音をカットするために行うケースがあるため、どのような音が気になるのかを事前に把握しておきましょう。
全ての騒音が気にならないような構造が理想的ですが完全防音となると特殊な施工となるため、ここでは音を軽減することによって住空間の快適性を増す取り組みを解説します。

以下、気になる音別にリノベーションで防音対策を施すことが望ましい場所の代表例を4つ挙げました。

1.生活音を軽減するなら戸境壁のリノベーション

日々の暮らしの中で部屋を移動したり料理や掃除といった家事をしたりすると、当然ながら音が立ちます。また日常会話の声が大きくなってしまうことや、赤ちゃんがいれば泣き声が響くこともあるでしょう。これらの生活音は自然に発生するため抑制には限度がありますが、多くの人が密集しているマンションでは特に気になる場合も多いものです。
こうしたことが積み重なるとストレスにもつながりますし、逆に自身が立てている音が他人の迷惑になるおそれもあるため、リノベーションで生活音を軽減するには戸境壁に防音対策を施しましょう。

マンションでは玄関ドアやバルコニー側の戸、構造体に関わる壁面に手を加えることはできませんが、室内の間仕切りとなる壁と戸は対策が可能です。そのためには防音性能を持った部材を用いるのが一般的で、音を吸収して低減する「吸音材」、音を遮断する「遮音材」、振動をカットする「防振材」などがあります。

これらをうまく戸境壁のリノベーションに取り入れ、生活音を軽減しましょう。

2.階下への物音を軽減するなら床材のリノベーション

また、マンションでは最上階の部屋でない限り、上階からの物音が思いのほか大きく響くことがあります。これは階下の住人にとっても同じことで、走ったり物を落としたりするとこちらの想像を超えて騒音に感じられる可能性が高くなります。

このような階下への物音を軽減する場合には、リノベーションで床材を変更しましょう。

簡易的な方法としてはカーペットやコルク、あるいは畳を敷いて音の響きを軽減できますが、本格的に遮音・防振機能を持つ床材への交換がおすすめです。なお、フローリングは特に音が反響しやすいため規約で禁じているマンションもありますが、中には高い防音性能を持ったフローリング材もあります。

ルールを確認しつつ、十分な効果を発揮する防音用床材を選びましょう。ちなみに階上からの音を軽減するための天井用防音部材の設置も可能です。

3.外からの騒音を軽減するなら窓のリノベーション

音は同じマンション内からだけではなく、外から入ってくる場合もあります。

交通量の多い道路に面していたり、幼稚園や学校など多くの人が活動する施設が近くにあったりするとどうしても大きな音が響きます。このような音は窓を通して侵入するケースが多いですが、マンションでは外に面した窓やバルコニーに沿ったサッシなどには手を加えることができません。

そこでおすすめなのが「内窓」の設置です。いわゆる二重窓のことで、共用部分に抵触しないよう後付けでもう一組窓を設置することで、外からの音をよりシャットアウトできます。
また冷暖房効率も向上するめ、省エネ対策としても効果のあるリノベーション例です。

4.外への音漏れを軽減するなら通気口のリノベーション

上記とは逆に、こちらの音を外に漏らさないような対策も必要です。

そうした場合には吸排気口や各種の換気口といった「通気口」を、防音機能を持ったタイプに変更するという方法があります。適切に換気を行いつつも音を遮断するため、外に漏らさないのと同時に外からの騒音を防ぐことも可能です。

マンションで防音対策リノベーションをする際は規約を必ず確認しよう

マンションには管理組合が個別に設けた規約が存在するのが一般的です。
この規約ではリノベーションの範囲や使用できる部材の制限なども定められているケースがあるため、十分に内容を把握してルールに則った施工をしてもらうよう注意しましょう。

マンションのリノベーションの際に考慮すべき法律やルールを解説した記事も併せてご確認ください。

まとめ

マンションのリノベーションにおける防音対策を、気になる音のタイプごとに施す場所の例を挙げて解説しました。

音の問題は積み重なると大きなストレスとなるため、自身ばかりではなく同じマンションに暮らす他の住人も快適に過ごせるような心配りが必要です。

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マンションのリノベーションに関する質問やご不明点にも親身に対応いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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