2023.06.28 リノベーション
リノベーションのよくある失敗とは?パターン別の回避策を解説!
中古物件などあらかじめ建てられている住居などに大規模な工事を施し、さらなる性能を獲得するリノベーション。新築でなくとも理想の間取りや機能を手に入れることができる方法で、費用面でもメリットがあるため、その注目度はますます高まっています。
しかしリノベーションならすべてが成功するわけではありません。
本記事ではリノベーションにおいてよくある失敗と、それを回避するための方策をパターンごとに解説します。
リノベーションのよくある失敗
リノベーションでよくある失敗とは、実はパターンがある程度決まっています。
以下にその代表的な4例と、失敗しないための回避策をそれぞれ挙げました。
いずれも計画段階から注意することがポイントのため、リノベーションを考える際の参考にしてください。
パターン①:資金計画の失敗
リノベーションでは新築よりも費用が抑えられる傾向にあるとはいえ、それでも多額のお金が動く大きな買い物です。
資金計画で失敗するパターンとしては、物件を購入した後でリノベーションにかかる費用が予想を超えて膨らむこと、そしてローンなどの資金調達でつまずくことが代表例です。規模にもよりますがリノベーションには想像以上の工程があるため、複雑化するほど比例して費用も高くなります。
またローンを組むつもりで計画を進めていても、何らかの理由でその審査が通らないというケースもあります。
資金計画で失敗しないための回避策
上記の失敗を回避するためには、物件の購入とリノベーションの詳細、そしてそれに伴う資金繰りを並行して計画することがポイントです。
予算を立て、その額に収まる範囲での物件と施工内容を相談し、そのための資金についてローンを組めるかどうかを同時に検討します。資金面での失敗はプランニングの甘さが原因である場合が多いため、行き当たりばったりではなく逆算的に計画を立てていくことが重要です。
また月ごとのローン返済額もよく把握することで、リノベーション後の家計を圧迫しないような配慮も必要です。
パターン②:業者選びの失敗
リノベーションに関わる実務を執り行うのは当然専門の各業者となるため、いかに自身にとって相性のいい業者と巡り合えるかは重要なポイントです。
もちろんそれぞれにその道のプロではありますが、どうしても情報共有の解像度や意思疎通の波長には個人差が出てきます。コミュニケーションにすれ違いが生じて、思っていた形と異なるリノベーションになってしまっては元も子もありません。
このことから自身に合った業者選びは大切な要素といえるでしょう。
業者選びで失敗しないための回避策
業者選びで失敗しないためには、複数社に相談や見積もりを依頼しそれぞれの対応を比較することです。そのやり取りを通じてレスポンスや質問への感度等々、自身の波長に合う業者を選択します。
万が一担当者と相性が合わない場合、その旨を申し入れることで別の担当者に変わることもあります。
リノベーションでは物件購入・設計・施工とそれぞれに管掌する業者があるため、これらを一括するワンストップ・リノベーションの会社に依頼するのも有効です。
詳しいリノベーション業者の選び方のコツはこちらの記事をご覧ください。
パターン③:物件選びの失敗
リノベーションでは中古物件を購入した上で実施するパターンも多いですが、この物件選びに失敗するケースがあります。
外観はきれいで目に見える範囲におかしなところがなかったとしても、水回りの配管や電気系統の配線、排気ダクトや床下の柱等々、水面下でダメージを負っていることも考えられるでしょう。
見ただけでは分からない部分であるため、外側だけで判断していざ施工しようとしたら中身がボロボロだったということもあり得る事態です。
物件選びで失敗しないための回避策
こうした失敗を招かないためにも、まずは不動産を仲介する業者に十分確認することが重要です。
また適切に水が流れるかどうかや、壁に亀裂などのダメージがないかどうかなどある程度自身で確認できる点は注意して観察しましょう。
ビー玉やボールなどを置いて床に傾きがないかを見たり、あえて雨の日に内見して水漏れがないかチェックしたりといった方法もあります。
パターン④:間取り・設計の失敗
間取りや設計に関する失敗は、リノベーション完了後実際に暮らしてみてから気が付くケースも多いものです。使い勝手や住み心地に関わる重大なことですが、事前の計画やイメージと現実に齟齬が生じたパターンといえるでしょう。
また元々ある建物の構造や立地上、どうしても不可能な改修もあるためこれらとの兼ね合いも重要な要因となります。
間取り・設計で失敗しないための回避策
リノベーションにおいて間取り・設計での失敗を回避するためには、何はともあれシミュレーションを入念に行うことです。
実物大で再現するのは現実的ではないにしろ、住宅模型などを用いて動線や家具の配置などを確かめながら計画を練るとよいでしょう。
また例えば家族構成の変化などライフステージによっても住環境が左右されるため、できるだけ多くのパターンを想定することがポイントです。
まとめ
費用を抑えつつ住居を理想のものへと近付けることを可能とするリノベーション。しかしそれは改修工事であるため、万能の手段ではありません。
失敗のパターンを適切に把握して、悔いのないリノベーションを行いましょう。
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