理想のマイホームを実現するために！失敗しないリノベーション業者の選び方！

あらかじめ建てられた住居でも、リノベーションによって理想の間取りや部屋を実現することができます。センスあるマイホームづくりのためには、自身の希望にしっかりと応えてくれる業者と巡り合いたいもの。

本記事では失敗しないリノベーション業者を選ぶため、業者の種類や特徴、注意すべきケースについて解説します。

リノベーション業者の種類と特徴

まず、一口にリノベーション業者といってもいくつかの種類があります。

それぞれに特徴があり、得意分野や施主にとってのメリット・デメリットも異なるため、この点を認識しておきましょう。以下、リノベーション業者について6つの種類と各特徴を挙げました。

1.不動産会社

不動産を売買する不動産会社もリノベーションに関わることがあります。

業態の範囲では、すでにリノベーションを施した建物の販売を含みますが、そうでない場合は設計や施工を提携する業者に外注するパターンが多いです。
元々ある建物や土地の取り扱いについては不動産会社の専門ですが、リノベーションに関わる実務そのものは他の業者が行うため、いわば窓口の役割を果たす業態です。

そのため中間マージンが発生し、施工費用はやや割高となる傾向があります。

2.大手リノベーション会社

大手のリノベーション会社は母体が住宅機器メーカーや総合建設業者、あるいはハウスメーカーなどであるケースが多いです。全国規模で展開している会社もあり、豊富な実績と手厚いアフターサービスやさまざまなオプションにより、高い信頼性のあることが特徴です。

ただし実際の施工はその下請け業者が行うことが一般的で、必ずしも均一な技術が保証されているわけではありません。

また大手ならではの広告宣伝費などが反映されることもあり、費用が割高に感じることもあります。

3.中堅リノベーション会社

中堅規模のリノベーション会社は地域に密着した大型工務店や、ライフラインを取り扱う企業などを母体としています。
対応範囲は各エリアに限定されるケースも多いですが、地域に根差して営業していることからその土地特有の気候条件などにマッチした施工を得意とします。

大手に比べて費用面でのアドバンテージがある場合もあり、施主との距離が近く小回りのきいた対応も期待できるでしょう。

ただし施工は大手と同様に下請けが行うことも少なくないため、情報共有が密であるか確認することも重要です。

4.工務店

施工の専門業者である工務店は、リノベーションを扱う企業としては小規模なものを多く含みます。在地の工務店が地域限定で工事のみを行うケースが多く、物件探しや設計は他の業者に依頼するのが一般的です。

施工者と直接コミュニケーションをとる機会が多く、大手や中堅どころのリノベーション業者に比べて費用は抑えられる傾向にあります。

ただし規模の小ささゆえに実績に不明な点があるなどの場合、事前に十分な情報収集が必要となります。

5.設計事務所

設計事務所は文字どおり、建築設計の専門家を抱える業者です。
高いデザイン力を有しており、リノベーションについては特殊な要望や個性的な設計が必要なケースへの対応に強みがあります。。

一方で物件の取得や施工そのものは専門外であるため、この点については各業者との連携が必要です。

またデザイン料も専門性に比例して高くなる傾向にあるため、こうした特徴を理解しておく必要があります。

6.リノベーション専門会社

リノベーションを専門とする会社には大きく分けて「パーシャル・ワンストップ・リノベーション」を行うものと「オール・ワンストップ・リノベーション」を行うものとがあります。

前者は不動産仲介・設計・施工を複数社によって一括して実施するもので、後者はそれを一社で行うスタイルのことを指しています。

パーシャル・ワンストップであっても窓口として機能するリノベーション会社が施主の対応を担当するため、いずれにせよ依頼する側にとっては一社とのやり取りで実施が可能です。
両者とも自社で設計・デザイン力を持っているケースが多いため設計料は安めですが、オール・ワンストップなら施工も自社で行うため中間マージンが発生しないというメリットがあります。

注意するべきリノベーション業者の特徴

施工実績や実際の対応を見ればリノベーション業者の商品力をある程度予測できますが、中には注意するべき業者の特徴もあります。

それは相場と比べて極端に費用が安い場合です。

低価格であることは施主にとって大きな魅力ですが、施工にかかる材料費や人件費には必ず一定額を要します。それを下回るのであれば不自然であるといえるでしょう。また、限定の割引期間を提示するなどして一刻も早い契約を促すケースも要注意です。
後々のトラブルを招かないためにも、複数業者で「相見積り」をして検討することが重要です。

まとめ

リノベーションを行う際は住居に対するニーズや希望がはっきりしているため、的確にそれを実現してくれる業者と出会いたいものです。そのためには各業態の特徴とそれぞれの得意分野、反面にあるデメリットなどを正確に把握する必要があります。

数あるリノベーション業者のスタイルから最適なものを選び、住まいの夢をかなえましょう。

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