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2023.06.06 リノベーション

リノベ豆知識!リノベーションではできないこと6選!

もともとある建物に改修工事を施し、さらなる性能を獲得するリノベーション。
部屋のレイアウトや機能など幅広い範囲の変更に対応できるため、理想の住環境の獲得を目指す方法として注目を集めています。

しかしその一方、条件次第では対応が不可能なことももちろんあります。
本記事ではそんなリノベーションでできないことについて、6つの代表例を見ていきましょう。

【マンション】リノベーションではできないこと4選

まずはマンションのリノベーションについて、どういったことができないのかを解説します。
マンション特有の構造や集合住宅であることからの制限も含まれるため、リノベーションを検討する対象がマンションである場合は以下を参考にしてください。

1.構造体に関わる間取りの変更はできない

マンションにおけるリノベーションでは、構造体そのものに手を加えての間取り変更はできません。
構造体とは部屋の骨格にあたる部分で、マンションはいわばいくつもの箱のようなものが集積して構成されています。
例えばコンクリート製の箱状フレームをイメージしたとして、そこには排水や配電などさまざまな機能のための構造が複雑に組み込まれています。

こうした空間のベースになる構造体の加工はできないため、これに干渉するような間取りの変更も不可能です。

2.管理規約に反する変更はできない

マンションは集合住宅であり、通常は大家や管理者がいてさまざまな規約のもとに住人が入居しています。
物件としてその一室を購入した場合もそれらは適用され、リノベーションそのものは許可されたとしても管理規約に反する変更はできません。
例えば元来畳敷きだった部屋をフローリングに変更するという要望があったとしても、防音などを理由として管理規約で禁止されている場合はそれについてのリノベーションは不可となります。

これは技術的に可能であるかどうかには関係ないため、希望するリノベーション内容が管理規約に抵触していないか事前によく確認することが必須です。

3.大幅な水回りの移動はできない

リノベーションではキッチンや洗面所などの位置を大胆に変えることもありますが、マンションではこうした水回りの大幅な移動は不可能なケースが多くなります。

理由は、マンションの給排水管は一定の規格で配置されており、建物全体で機能しているためそれ自体を自由にレイアウトし直すことができない場合があるからです。また排水するためのパイプ類は流す方向に対して傾斜、つまり勾配を付ける必要があることから、構造体の形状によってはそれに制限が生じます。
従って、マンションのリノベーションでは水回りのレイアウトを動かせるケースは多くないものと認識しておきましょう。

4.共用部分の変更はできない

マンションの一室を購入したとしても、その内部は自身で手を加えることができますが構造体と共用部分に関わる変更は認められていません。
共用の部分とは玄関ドアや壁、サッシやバルコニーなどのことで、例えばサッシを取り替えたりバルコニーを塗装したりといったことは不可能です。
壁本体についても構造体の一部であり共用部分に含まれるため、仮にキッチンのレイアウト変更に伴って排気ダクトを新設する場合でも、穴を開けるなどの加工はできません。

リノベーションが不可能な共用部分はどこが相当するのか、正確に把握しておく必要があります。

【戸建て】リノベーションではできないこと2選

次に戸建て住宅のリノベーションでできないことの例を2つ見ていきましょう。
マンションに比べると自由度が高い戸建てのリノベーションですが、もちろんどのようなことでも可能なわけではありません。
建物の構造上あるいは法律上不可能なことがあるため、以下に注意しましょう。

5.壁式構造の間取りの変更はできない

「壁式構造」とは壁そのものが構造体として建造物を支える工法のことです。

一般的な在来工法だと基礎の上に柱を立て、それらを梁でつないで建物の骨格としています。
そうした機能を壁自体が果たしているものが壁式構造で、柱や梁を使う工法が「線」で構成されるとすると壁式は「面」で建物を支えていると言えます。そのため、壁式構造は固定の状態でなければ建物を維持することができません。

従ってこの工法を用いた建物では、リノベーションにおいても間取りの変更は不可能となるため注意が必要です。

6.建築基準法の制限を超える増改築はできない

戸建て住宅のリノベーションでは、建築基準法の制限に注意することも必要です。

これには敷地面積に対する建物の面積が占める割合を示す「建ぺい率」、同じく敷地面積に対する延べ床面積の割合である「容積率」、周辺への日当たりを確保するため高さ制限を設ける「斜線制限」などがあります。こうした制限から、例えばリノベーションによって部屋を増築しようとしても敷地面積いっぱいにまで広げることはできなかったり、環境によっては2階建ての家を3階建てにはできないケースがあったりします。

これらは地域によって細かく基準が定められているため一概に数字は述べられませんが、いずれも住環境への配慮や防災上の理由による設定です。

まとめ

リノベーションでできないことについて、マンションと戸建ての事例に分けて解説しました。
いずれも建物の構造によるものばかりではなく規則や法律の制限も関わってくるため、リノベーションを行うには万が一にもそうした決まりごとに抵触しないよう、十分配慮することが必要です。

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