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2023.04.28 リノベーション

ここが大切!リノベーションの見積りの際に見るべきポイントを解説!

リノベーションする際、いきなり工事に着手することはありません。ほとんどのケースで事前に見積りが出されます。リノベーションは場合によっては大規模になることもあるので、トラブルを避けるためにも見積りの概要を知っておくことが大事です。

そこで今回は、リノベーションの見積りの種類や見積りの際に見るべきポイントを解説します。これからリノベーションを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

 

リノベーションの見積りは2種類ある

一口にリノベーションの見積りといっても「概算見積り」と「最終見積り」の2種類があります。それぞれの見積りについて見ていきましょう。

 

概算見積り

概算見積りとは、お客様の意見や要望、イメージなどをもとに、ざっくりとした費用を算出したものです。想定される費用を口頭で伝えられることもあれば、しっかりとした見積書が提出されることもあります。また、概算見積りを無料で行う会社もあれば、費用がかかる会社もあります。

ただし、概算見積りはあくまでもその時点での要望やイメージを反映させた費用なので、金額が確定しているわけではない点は考慮しておきましょう。

概算見積りではなく、すぐに最終見積りを出した方がいいと考える方もいるかもしれません。そこで概算見積りが必要になる理由をご紹介します。

 

概算見積りの必要性

初めに決めたリノベーションのイメージは、時間が経過するにつれて徐々に変わってくる場合もあります。そのため、着手する段階で最終的にかかる費用を算出するのは簡単ではありません。

しかし、概算見積りでおおよその金額を把握すれば、複数の会社の比較ができたり、予算でどのくらいのリノベーションが実現できるのかを知ることができます。

 

最終見積り

最終見積りとは、リノベーションの細かい仕様や具体的な内容が決まった後に、最終的に支払う金額を定めたものです。何度も打ち合わせを重ねたうえで算出され、工事内容はもちろん、必要な材料の数量や単価などの詳細な内訳が示されています。

最初のイメージや要望は、打ち合わせをする過程で徐々に変わってくることが多いので、概算見積りとは若干金額が変わることもあります。

また最終見積りはすぐに出せるものではなく、綿密な要件定義や打ち合わせが必要になるので、費用がかかるケースがある点も覚えておきましょう。

 

リノベーションの見積りで見るべきポイントは?

見積りが出されたら、合計金額が気になるところです。しかしトラブルや想定していたイメージと異なるなどの状況を避けるために、他にも見積りの際に見るべきポイントがあります。

リノベーションの見積りを取る際は、以下の5つのポイントを確認しましょう。

1.見積りの有効期限
2.保証やアフターサービスの範囲
3.使用する部材など
4.面積や施工時間
5.下請け会社があるかどうか

それぞれのポイントを詳しく見ていきます。

 

1.見積りの有効期限

見積りが出されたら、その見積りの有効期限がいつまでになっているのかを確認しましょう。打ち合わせや要望・希望の変更に伴い、見積りに修正が必要になるためです。

また見積書を発行してから実際に工事に着手するまでに、時間がかかる場合もあります。その間に原材料費や人件費が高騰することもあれば、期間限定のキャンペーンが終了することもあるでしょう。そのため「いつの時点の見積りなのか」を把握しておきましょう。なお、原材料費の見積りについては、有効期限が1カ月に設定されることが多いです。

2.保証やアフターサービスの範囲

リノベーションの具体的な施工内容やかかる費用を見ることはもちろん大事ですが、保証やアフターサービスの範囲についても事前に把握しておきましょう。

リノベーションの工事が終わった後に、何かしらのトラブルが発生することがあります。その際「対応期間はいつまでか」「追加費用は発生するのか」などは会社によって異なります。保証やアフターサービスの詳細は見積書に記載されていないこともあるので、気になる点があればリノベーション工事が始まる前に確認しておきましょう。

3.使用する部材など

見積書には使用する部材や機材が記載されているので、希望するメーカーや型番になっているか見ておきましょう。

もしそうでない場合は、すぐに担当者に連絡して修正してもらう必要があります。

4.面積や施工時間

複数の会社から見積りを取っている場合、面積や施工時間が異なっていることに気付くかもしれません。これは会社によって面積や施工時間の算出方法が異なるためです。

他社との違いで気になる点があれば問い合わせてみましょう。

5.下請け会社があるかどうか

リノベーションを施工する会社が、見積りを出してもらっている会社なのか、それとも下請け会社なのかもあわせて確認しておきましょう。

下請け会社が施工すること自体に問題はありません。しかし万が一のトラブルのことを考え、責任の所在を明らかにするためにも、見積りを出す会社に聞いておくと安心です。

まとめ

今回は、リノベーションの見積りの概要や見るべきポイントについて解説しました。

リノベーションの見積りには「概算見積り」「最終見積り」の2種類があります。それぞれの違いを押さえて、リノベーションにどのくらいの費用がかかるのか把握しておきましょう。

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