2023.03.31 リノベーション
リノベーションとは?リフォームとの違いや金額について解説!
生活の基盤である住空間が快適であることは、QOLに直結する問題であるため重要な関心事の一つといえるでしょう。
新しい住居を求める際、賃貸か購入、新築か中古、マンションか一戸建て、などさまざまな選択肢がある中で、改装によって希望の住空間叶える「リノベーション」への注目が高まっています。
本記事では、リノベーションとは何か、リフォームとの違い、リノベーションにかかる費用などを解説します。
リノベーションとは?
「リノベーション(Renovation)」とは元々ある家屋や建造物に対して大規模な改装を施し、性能や快適性を向上させることを意味しています。
Novationは「更新」「更改」などと訳され、主に契約関係について使用される法律用語でもありますが、Renovationは「修復」「刷新」といった意味の建築用語として用いられる傾向があります。
リノベーションとリフォームの違いは?
リノベーションと並んで「リフォーム」という言葉もよく耳にするのではないでしょうか。
特に住宅において用いられることが多く、リノベーション同様に改築や改修といったニュアンスで捉えられています。
日本で使われる建築用語としてのリノベーションとリフォームには、実は明確な区分があるわけではありません。
しかし一般的なニュアンスとして、リノベーションは大規模改装によって時には新築同等以上の性能と快適性を獲得すること、リフォームは老朽化した設備・内装等を新築同様の状態に復元することとされています。
もっともリフォームについては壁紙の貼り替えや畳の交換から建物の増改築まで含める場合もあり、非常に広い対象を指す概念です。
以下、リノベーションとリフォームを対比した際の3つの違いを見てみましょう。
工事規模の違い
リノベーションが示す改装は「大規模」といわれるように、リフォームに比べると工事規模が広く大きくなるケースが多いです。
例えばリノベーションでは、壁や間柱を取り払って間取りそのものを変えるような工事も含まれます。
リフォームが意味する範囲も多岐にわたるため大小の幅は広いですが、一般的な工事規模としては「リノベーション>リフォーム」のイメージといえるでしょう。
住宅の性能の違い
リノベーションは改装によって新築同等の性能に作り変えることを意味しますが、リフォームが原状回復を主な目的ととして行われた場合、両者には自ずと住宅性能に差が出る結果となります。
ただしリフォームでも内容によっては高機能な外壁への換装で断熱性能がアップしたり、水回りの設備を最新式のものとすることで利便性が向上したりといった効果があるため、これらは住宅の性能に大きく影響するファクターになります。
費用感の違い
結論としてはケースバイケースであるため具体的な金額を明示するのは難しいところです。一般論ではリノベーションの方が大きな工事規模であるため、リフォームよりも高額な費用が必要となる場合が多いとされています。
ただし施工の内容と範囲によってはこの限りではないため、両者の差はあくまで目安の一つです。
リノベーションにかかる費用の内訳
では、リノベーションを行う際に発生する費用にはどういった項目のものがあるのでしょうか。
繰り返し述べてきたように改修内容により費用は大きく異なるため、詳細を把握するためには業者に見積もりを出してもらうことが必要です。
ここではリノベーションにかかる費用について、大まかな3つの内訳を見てみましょう。
リノベーションにかかる費用
まずはリノベーションそのものに対する費用が必要です。
どういった内容と範囲で実施するかによって金額は大きく変動しますが、屋内の間取りそのものの改修、建屋の増改築、電気系統や水回りの再配置など工事の規模に比例して費用は高額となります。
一般に住宅を新築するよりも費用を抑えられるのがリノベーションとされていますが、ニーズに対しての効果を考慮して予算を立てることが重要です。
物件購入費
リノベーションはあらかじめある建物に対して行うのが基本となるため、持ち家でない限りは物件購入費用も必要です。
中古の一戸建てやマンションなどでリノベーションを実施する場合は、まずもってそれらの購入費が不可欠となります。
マンションなどは購入した上でどの程度までのリノベーションが可能かを事前に十分確認しておかねばならないこともあるため注意しましょう。
中には賃貸であってもリノベーションおよびリフォームを可とする契約もあり、その詳細をよく把握しておくことが必須です。
リノベーション後にかかる費用
リノベーションを実施したらそれで終わりではなく、その後に必要となる費用も想定しなくてはなりません。
保守営繕が第一の項目ですが、ベースとなった元々の住宅や建屋が老朽化した場合には合わせてその保全も必要となります。
特にリノベーションでは建造物に大きく手を入れるような改修が行われることも多いため、新旧の構造体同士のバランスが重要です。
リノベーションの結果としてそれらの間に物理的なストレスがかかるケースもあるため、実施後にも保守費用が発生するものと認識しておきましょう。
まとめ
中古マンション・中古住宅などを改修して利用するリノベーションは、費用の抑制はもちろん、環境への配慮や日本の空き家問題の解決などにもつながるため、注目を集めています。
場合によっては新築同等以上ともされる性能にもなるようさまざまな工夫が施されているので、ぜひ住宅をご検討の際には新築や建て替えだけでなく、リノベーションもご検討いただいてはいかがでしょうか?
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